施工実績

和室にも「内窓」取付できます!

こちらは和室が「寒い」とのことで、寒さを和らげるために内窓の取付をご希望されたお客様です。

ご存じない方もいらっしゃいますが、今ある窓の室内側にもう1つの窓を付ける「内窓」(2重窓と呼んだりもします)には、和室向けのガラスやデザインが存在します。

目隠しをするガラスだと一般的には「型ガラス」を使用するケースが多いですが、和室に「型ガラス」を使用すると、デザイン面で和の雰囲気を損なうことがあります。そのため、和室の雰囲気を重視される方には、和室に向いた「格子入り」のデザインを選択肢、ガラスでは「和紙調」のものや「すりガラス」をお勧めすることが多いです。

「格子入り」のデザインは和障子の様に、格子が外に出ておらず、ガラスの中に組み込まれているため、ほこりがたまることがありません。また、ガラスを「和紙調」や「すりガラス」を組み合わせることで和障子の雰囲気を持った内窓を作ることが可能です。

【施工前】

上の写真の様に4枚建ての和障子部分は、和障子を取り外し、新しく和室の雰囲気に合った「内窓」を取り付けます。

またもう1箇所の方は、和障子は外さずに、断熱性を上げるために和障子の内側に「内窓」を取り付けます。こちらの箇所は内窓の施工予定箇所に電気の線がありましたので、こちらを移動しなければなりません。

さらにこちらのお客様のところでは、和室の入口の襖も新しく引戸にされることをご希望のでしたので、そちらの箇所も引戸へ交換します。

【工事中】

和障子を取り外すと、このように4枚建て+欄間部分の窓が現れます。

【採用商材】

内窓 YKKAP プラマードU 横繁吹寄格子 Low-Eニュートラルスリ 木目ナチュラル

             透明 Low-Eニュートラル 木目ナチュラル

襖 LIXIL ラシッサS 引違い戸2枚建て

上に掲載したように、格子入りのすりガラスを採用することで、和室に取りつけても違和感のない内窓が出来ました。こちらのようなデザインで、ペアガラス仕様、ガラスはLow-Eタイプを選ぶことで、断熱性も追及しています。

他の箇所は和障子内側に付けることで空気層を確保し、窓際が寒くなりにくくしています。

襖はナチュラルな木目調デザインを選ぶことで、木製建具のようなイメージを演出しています。引手部分は大型ハンドルを選択し、手がかかりやすいようにしました。

このように和室に合う内窓を選択することが出来ますので、和室には内窓取付無理かも…と考えられている場合には参考になればと思います。

【和室に付けても違和感のない内窓デザイン】

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